1日目(8/15) 成田→チューリッヒ→サメダン

風の影響を心配していた今回の旅の初日。日頃の行ないが良いのか、台風は予定よりも早く関東地方に上陸もせずにかすめるだけで通り過ぎ、出発日の今日は曇り空とはいえ、まあまあの空模様。今回はJAL451便を利用ということで、出発時刻が11:10。起床は4:30。家を出たのは5:45.新宿から成田エクスプレスに乗車し、7:55空港第2ビルに到着。エスカレータを上がってチャックインカウンターへ。今年からJALは団体旅行のチャックインも個人でやるように変更になったらしく、団体戦用のチャックインカウンター前は長蛇の列。こちらは、今年もチケットはJAL吾空21ということで、向かって左端のKカウンターでわりと簡単に終了。希望の3人並びも確保。ここまで終了して、まだ出発まで2時間半ほどの余裕があり、何時もの通り、某カード会社のラウンジで、時間をつぶすことに。家を出るのを遅くするか、空港で時間をつぶすかは個人の考えかたなのでしょうが、わたしはどうしても、早目にチャックインしたいので、空港で時間潰しということになってしまいます。 さて、そのラウンジで前日マレーシア行きにチャックインしてあったにもかかわらず、出国審査が込んで乗り損なった家族の話を聞いて、10:15に移動を開始。とは言っても、本屋さんとお土産やさんのチャックはしっかりしてから、出国審査に。さて、今回のゲートは。あれれ??なんと、初っ端からリムジンバスのご厄介です。まさかねぇ。バスに乗ること約5分近く、飛行機は第1旅客ターミナルのそばに。なんと、今回のスイス旅行はタラップを上ることから始まりました。
乗り込んだJALの機内。飛行機は満席状態。中は結構きれいです。MD11でSRと同じ機材なのですが、座った感じからいって、SRよりも座席幅等が若干広い感じがしました。清掃状態もなかなか良いですし。フライトアテンダントもフレンドリーです。JAL機材での旅行ははじめてですが、思っていたよりも感じが良かったです。連れは英語が全く駄目なので、日本人のお多いJALがとても気に入った様子。私もいちいち手助けしなくて良いので楽でうれしかった。 食事はやはり、日本人お口に合っている気がする。昼食は和食洋食ともになんて、両も適量で味付けもよい。リフレッシュメントはパンの他におにぎり(しゃけ・梅干し・たらこ)から選択。これはまあ、コンビニのおむすびという感じ。こういう所が日本人がJALとかANAとかが好きだという理由になるんだろうななんて、妙に納得したりした。
で、今回の飛行時間、なんと予定よりも約60分も早く16:10にチューリッヒクローテン国際空港に到着。到着前にライン川は望めたがラインの滝は残念ながら見ることはできなかった。 さて、今回はJAL便なので、到着はターミナルB。ちょうど少し前にEU圏以外の国からの到着便があったようで入国審査は大行列。そこをやっと抜けて、荷物をピックアップし、税関に。いつもは税関前に両替を試みるのだが、今日は閉まっていて×。反対側の窓口は長蛇の列。ってことで、SBBの駅に行ってから両替をすることに。 長い通路を抜けて、エスカレーターを降りて鉄道駅へ。ここまで荷物はカートに載せて運ぶのだが、このエスカレーターでなんと、日本人がカートのストッパーが利かずにカート・荷物を全部下までおっことすということに。誰も怪我とかしなかったから良かったけれど、1っ歩間違えるとこれはかなり危ないことなのでは?手持ちを押したまま、乗らないように気をつけねばと自戒。さて、ここで、TCのチェンジをし、さらにスイスパスをスイストラベルシステムのオフィス(切符売場のとなり)でゲット。今年もあらかじめFAXでスイスパス2等15日間を依頼(元が取れるかぎりぎりのところです)。さらに、イタリア国内の切符と鉄道の予約も依頼しておいた。スイスパスのほうはあらかじめカードのナンバーを送ってあったのでこちらはすでにメールオーダーとして支払い済み。イタリアの切符は鉄道料金等の他に1人1区間につき5SFRの予約手数料を取られたが、まあ、某GIOとかに依頼するよりはめちゃくちゃ安い。ミラノ等の鉄道駅での切符の購入は時間が掛るということでの措置であったが、こう簡単に買えるとは想像していなかった。
さて次ぎは今日の宿泊地サメダンへの移動。今回初日の宿泊地を決めるのに、候補地としてはツェルネッツ・シュクオルをまず考えたのだが、ホテルの予約が上手く行かず、最終的にサメダンに変更した。ただ難点は、日本からの到着便とサメダン行きの鉄道の連絡状態が良くないこと。17:10チューリッヒ中央駅発のあとは、18:33。どんなにがんばっても17:10は無理なので、とりあえず、中央駅に出、そこのビュッフェでビールでも飲んで時間をつぶすことに。 で、 Zurich HB18:33発クール行きに乗車。このコース、ちょうど昨年と同じコース。左手に湖を眺めながら列車はクールに。クール到着は19:52。 向かいの5番ホームに停まっているサンモリッツ行きの19:55発の電車に乗換え、サメダンを目指します。車窓からの眺めにどこか見覚えを感じていたら、クールからベリンツォーナに抜けるバスルートとThusisまでが一部重なっていることに気がつき、納得。ここを過ぎる辺りから薄暗くなり始めFilisurを過ぎる頃には長い昼間をほこるヨーロッパとは言え、日没に。なんか、一気に周囲が真っ暗になり、クール〜サメダン間の見所とも言えるところは全部暗闇の中。どうもこの路線、氷河特急でも乗車していないし自分たちとは縁が薄いらしい。で、定刻の21:46よりも4〜5分遅れでサメダン駅に到着。サメダン駅は残念ながらスロープがないので荷物の持ち運びはちょっと不便。重たいスーツケースを持っての移動はこの辺りがとてもいや。でもまあ、仕方がない。あとは、ホテルを探すだけ。本日のホテルはDonatz。到着時間を知らせたら、タクシーでおいでといわれたので、駅前に1台だけあったタクシーでホテルへ。ホテルの前ではマダムが待っていてくれて、チャックインの手続きもせずに、朝食の時間と場所の説明をされて部屋に案内。ちょうど時間は午後の10時。日本時間の翌日の朝5時。起床してから約24時間の1日目がこれにて終了。
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