14日目(8/28) チューリッヒ→成田

  約2週間のスイス・イタリアの旅も今日で終りである。いつも思うのだが、旅立つ前はとても長いと思ってしまう日数だが、終ると本当に短く感じられる。最終日の今日は、出発までの時間を利用して、シュプリュングリに出かけ、チョコレートなどのお土産を買いに行く。さらに、昨日お世話になった方に電話で改めてお礼を述べて、ホテルからリムジンバスで空港へ。チェックインを済ませ、空港内のキャヴィアハウスでスイスワインを買ったりバリーのお店を冷やかして時間を過ごす。最終日ってなんか、気がつくと時間が過ぎてしまっています。 帰りの便は、JALとSRの共同運航便で、SR機材。う〜ん。座席が狭い!息のJALと同じMD11なのだが、絶対にこっちの方が座席が狭し。詰め込み過ぎ!その証拠に・・・全ての乗客が乗り終わり、飛行機滑走路に向けては静かに動き出した。いざ飛ぶのか!?という雰囲気なのだが、一向に飛行機は飛び立たない。と、機内放送が。“重量が重過ぎて機体が上がらないから滑走路を変える”とのこと。ほらね、詰め込み過ぎなのよ。もう少し加減すればいいのにさ・・・滑走路を変えて(ただ単に反対側に移動しただけの気もしたけど)、なんとなく、よたよたと離陸。いつもよりも時間が掛ったのは本当に気のせいなのか?それにしてもSRの機内サービスは年を追う毎に低下していると思う。いままではエコノミーでもあったメニューの紙はなくなっているし(一応、全線共通のようなものはあるけれど、あれでは何が出てくるのか分からないもの)、ペットボトルの水がポケットのドンと1本(エコノミー症候群対策?)。配る手間を惜しんでるの?なんとなく、好きになれないんですねぇ。naoeにはどうしてSRが人気エアーラインの上位に入ってくるのかが理解不能です。とりあえず、何事もなく(前の子供が騒ぎ過ぎとかは別としてね)、成田空港に到着。あとは、成田エクスプレス・タクシーと乗り継いで帰宅となりました。   今年の旅は、スイスのみではなく、そこから隣国に足を伸ばしてみました。ミュスタイヤ・ヴェローナ・アヌシーという古い歴史のある村や町を訪ね、またツェルマットの美しき壮大な自然と親しむことができました。タイトル“山と古えの薫りにつつまれて・・・”もそこからつけされてもらいました。そこに暮らしていた人々・そして彼らの思いを残した建造物・・・・それらに目をやるたびに、そのときの流れに身を委ね、風の流れに心を洗われた旅でした。思いがけない人とのふれあいも体験しました。ここに全てを書ききれたわけではありませんが、私たち旅人が出会って触れた全ての物・人・時に、そして、次の出会いに心を馳せて!カンパイ!!
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