8日目(8/22) ツェルマット(ウンターロートホルン〜トゥフテルン〜ツェルマット)

 今日のお天気はまずまずです。そこで、今日は朝食後に、ハイキングに行くことにしました。このハイキングは、今回の旅行の1つのメインイベントかもしれません。同行者はあまり高度に強くないので、ゆっくりと行きたいと思います。
さて、本日のハイキングは、ウンターロートホルン〜トゥフテルン〜ツェルマットです。出発前に出版された「ツェルマット周辺を歩く ヴァリス山群の特選コース24」に載っていたコースを体験しようというものです。ウンターロートホルンに行くのは、サースフェー同様6年ぶりです。前のときは前日に雪が降り、寒さと霧のためにハイキングの開始地点をブラウヘルドに変更しました。今日は快晴とは言い難いですが、どうやらハイキングはできそうです。まずは、スネガ行き地下ケーブル乗り場へ。そこから、スネガへ。このアルペンメトロ、高度差700M近くを一気にあげるためか、連れはどうしてもここで気分が悪くなってしまうのです。そこで、少々休憩を取り(スネガから見るマッターホルンは本当に姿が良いので、見飽きることはない。)、ブラウヘルド〜ウンターロートホルンへと乗り継ぐことに。スネガからまでは何回も来ていたが、それより上に行くのは久しぶり、ロープーウェイも架け替えられており、車両も新しくなっている感じがした。
 ウンターロートホルンからの眺めは、前に遮るものがなく、見ごたえは十分。眺めを堪能した後は、展望台から続いているにレストランの裏手からハイキングをはじめることに。時間は10時少し過ぎ。連れは、ちょっと気分が悪いようなので、歩調もゆっくり目にすることに。ウンターロートホルンにまで、上がってきた人の数も少ないが、ハイキングをする人も少ない。自分達を含め5人しかいないうえに、2人は、直ぐの分岐点でオーヴァーロートホルンの方角に歩を進めていった。つまり、このコースを歩いているのは、自分達3人のみ。標識もないので、かなり不安に思いながら、歩くことになってしまった。途中、若い女性に追い抜かれて妙に安心したりしながら、ハイキングを続ける。見晴らしは決して良いコースではないが、ここのコースの特徴は高山植物。たしかに、コースのそこかしこに、咲いている。写真を撮りながら歩くやら、花を見つけるたびに立ち止まるやらで、全然ペースが上がらない。お陰で、本のコース時間通りになかなか進まず、やっと、1時近くになって、トゥフテルンに到着。こんなに、時間の掛るはずではなかった。 ここで、昼食に。このレストランは、ハイキングの本に掲載されており、ご主人も写っている。私たちが本を持っているのを見ると、そのページを指し示してくれた。ミネストローネやチーズ、パンそしてビール(辛くなるのが分かっていても辞められない・・)のお昼を頂いて、休憩を取り、2時過ぎに再び出発。
 ここから、麓に降りるみちは大まかに2つあるが、今回は林道に沿って、Riedを経てツェルマットに戻ることに。林道は一本道で、迷うこともないので、私との連れの2人は別行動に。私だけ先に自分のペースで降りることに。トゥフテルンから約1時間半でツェルマットに。2人が戻る前に、水・ワイン・サラダ・生ハム・乾燥肉etcの夕食の買い出しに。全ての買い出しが終わってちょうど合流。お互いにおつかれさまでした。足も随分とつかれたようなので、ゆったりとお風呂につかって、また明日のハイキングに備えていくことに。 明日は、ツェルマットで終日過ごせる最後の日です。もう1日ハイキングができるとうれしいのですが、お天気次第になりそうです。
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