6目(8/22) ツェルマット

残念ながら、今日はお天気が今一つです。ということで、一日Zermattをぶらぶらして過ごすこととなりました。朝方は団体さんで込んでいたメインストリートも10時を過ぎると人通りはかなり少なくなります。というか、日本人を殆ど見掛けなくなります。彼らは天気に関係なく、ひたすらゴルナーグラード目指して電車に乗っているんでしょう。まあ、天気が悪いといっても雨が降っているわけではないのですが、コンシュルジュに依れば今日は見晴らしは期待できないと言うことです。ちょっと、連れのほうも疲れがたまっているようなので、こころで、ノンビリと過ごすのもいいかもしれません。ここの客室はリビングスペースと寝室が別なのでかなり、ゆったりをしています。ですから、部屋に3人でこもっても、そんなに窮屈には感じません。 ぶらぶらと、村の中を散策しても特に目をひくものはないんですね。ちょっとした裏通りにネズミ返しの小屋があるくらい。山岳博物館も特に行きたい・みたいと言うものではないし。ということで、ミグロとCOOPで食料&ワインを買い込んでベランダで過ごすことにしました。お気に入りのファンダンデシュバリエを買いました。このワインこちらだと12または13Sfrですが、日本で買うと2600円前後します。まったく、どうしてこんなに高くなるのでしょうか?今回の部屋かは静けさを取ったので、残念ながらマッターホルンは望むことができませんが、ゴルナーグラードに向かうGVZは途中滝の横の橋を渡る姿などを見ることができます。かなたにそびえる山々や、目線の先に広がる緑、その合間を縫うように走る鉄道、かすかではあるがハイキングを楽しむ人々、そんなさまざまなシーンを見ながら、至福のときを過ごしました。どこかに行きハイキングをするのもとても素敵だけれど、本当にきれいな自然の中、ゆったりとした時の流れを感じつつ、その景色を時間を気にすることなく浸りきると言うことも何にも代え難いときの過ごし方であると実感できた1日でした。
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