1日目(8/1) 成田→チューリッヒ

1年ぶりの海外旅行。今回も主目的地はスイス・ツェルマット。ここでは,山のすがすがしい空気に心身ともにリフレッシュするつもり。でもその前に,イタリアに立ち寄って,町歩きなんぞもしてしまおうと思っている。
 3時半起床。6時過ぎのエアポートリムジンバスで,成田空港へ。予定よりも早く7時15分過ぎには空港到着。JALチェックインカウンターへ。チェックインカウンターで今日の予約状況を聞くとかなり空席があるとのこと。2人旅なので座席は中央4列の2席を確保してあったのだが,空いているということなので、窓側3列シートの両端に席を取ってくれる。これなら、普通は真ん中に入ってはきませんから・・・とカウンターの方のお言葉。ちなみに今回のJAL便のシート配列は3-4-3。  カード会社のラウンジで時間をつぶし(なにせ出発まで3時間近くあった),9時に東京三菱銀行でユーロの現金とスイスフランのTCをゲット。出発前の週は目一杯仕事が入っていて,銀行に行く暇なかったもので・・・  9時半近くになって出国審査へ。うわl、かなりの混雑。列もすごく長い。大丈夫かな?どうも自分はセキュリティーチェックと相性が悪い。よくブザーが鳴る。今回は体は大丈夫だったけれど,カメラバックが引っかかった。  バッグの中に,フィルムの保護用のバッグが入っていたのだが,この中身が映らないらしい。チェックの女性にまず『バッグを開けるように』次いで保護用バッグを取り出し『口を開けてください』と言われた。ここまでは私にさせておいて,中身は手袋をした手で,トレイの上にすべて出していく。入っているものは,フィルムだけなんだけどなぁ。でもひつっこく『ナイフとかありませんよね?』とか聞いてくる。保護用バックを取り除いたあと,再びカメラバッグはセキュリティーチャックを受ける。今度は何事もなく通過。元のとおりにバッグの中身をしまうと『ご協力感謝します』とのおことば。ぜんぜんうれしくない。  出国審査もこれまた長蛇の列。結構時間がかかる。ちょこっと焦り気味。シャトルバスで移動。無事に機内へ。  確かにエアーの中はそんなには混んでいない。でも、同じクラスでもブロックによって随分と偏りがありそう。幸い自分のブロックはかなりすいている。ってことで,離陸後シートベルト着用サインが消えてすぐに座席移動。同行者は何と4人がけを1人で占領。自分も3人がけを占領して余裕のフライト。エアーの中は暇だし特することもなく,ひたすら寝まくる。
 空港到着は予定より少し遅れて14時15分。メトロで本館に移動して入国・荷物の受け取り・税関をスルーしてスイス国内へ。そのままショッピングセンターへの横断歩道を渡り,エスカレーターで鉄道駅の階へ。スイストラベルシステムへ向かう。  しかしここが混雑。先客の購入がなかなか終わらない。自分の番が回ってきたのは,5時15分。おいおい、予定では5時半にはホテルにいるはずだぞ。 今回購入したのは,スイス半額カード1ヶ月用99スイスフラン。これでほぼスイス国内全線の鉄道がケーブルカーなども含めて半額で乗車できる。(これに決めるまでグリンデルさんを始め何人かのアドヴァイスを頂いた。ありがとうございます。)そして,翌日のチューリッヒHB→ボローニャCISの座席予約・乗車券。8/5ボローニャ→ミラノES座席予約・乗車券。8/5ミラノ→ツェルマットの乗車券を購入。もちろんスイス国内分はすべてスイスハーフフェアカードを利用。 改めて,チューリッヒ空港からチューリッヒHBまでの2等の切符を買って市内へ。
 ホテルは『Hotel Zurich MARRIOTT』昨年は宿泊しなかったので2年ぶりとなるホテル。しかし,たどり着いたら,エントランスがない!!どうも工事中の様子だ。無常にも別の方角をさす矢印があるではないか。仕方がないので,スーツケースを転がして(石畳のそれも坂道にスーツケースはつらいのよ!),裏手に回る。はあぁ。日本からのバウチャーをだしてチェックイン。もう6時半すぎている。とりあえずお風呂へ。あれだけエアーの中で寝たのにもう眠い。少し仮眠を摂る。 9時少し過ぎ,目が覚める。今日は建国記念日。スイスでは各地でイベントをやっているはず。チューリッヒでも昼間はなんか演説やらなにやらあったらしい。チェックイン時に聞くと,9時半を過ぎるといろんなところでプライベートの花火が上がるとのこと。どうせだから,それを見に行くことにする。まずはホテル横の橋の上へ。花火の上がるボーン!!という音がいろんなところから聞こえてくる。橋の上から眺めると,郊外(湖とは反対方向)で花火があがっているのがよく見える。ちょっと遠めだけれど,なかなかの眺め。涼しいし気持ちがよい。そのまま川沿いを湖方向へそぞろ歩く。いやぁ、湖方面でもいろいろなところで花火が上がっている。花火を間近に見るのって何年ぶりか?  1時間ほどそぞろ歩いて花火を見てホテルへ。今度は本格的に就寝。明日は鉄道でイタリアへ移動だ。
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