8日目(8/8) ツェルマット

  おお、何と今日のお天気は雨!!どしゃ降りというわけではありませんが、しとしとと雨が降っています。ということで、マッターホルンの朝焼けもお預けです。 雨の日のツェルマット。これが意外と何もすることがないのですね。インターラーケン辺りですと、雨のときはベルンやルツェルンに足を伸ばしたり、ブリエンツに行ったりとエクスカーションも豊富です。しかし、ツェルマットの場合、どこかに足を伸ばすとしても、基点となるブリーグまで1時間半もかかるという事もあってなかなか難しかったりします。そんな中、一応雨のための計画も用意はしてありました。 1つは、フィ−シュからエッギスホルンに行く。これはブリーグよりも更に東に進んでアレッチ氷河を観ようというもの。ツェルマットは雨でも東にあるエッギスホルンはまだ晴れていたりするのです。でも、TVで確認するとここも雨。2つめはエボレーヌに行く。そして3つめはモントルー近郊にあるアウトレットに買い物へ。ということで、3つの予定が用意はされていたのです。 しかし、なんとなく皆行動が遅い。ライブTVの映像を見たりとかしているうちに、時刻はすでに9時近く。慌てて食事に。のんびりと朝食を摂って、2つのうちのどちらかにするか?とフロントへ。時刻表を調べてもらうことにしました。ここで、気が付いたこと、モントルー近郊もエボレーヌもどっちも便が悪いということ。今から行くにはちょっと時間が遅すぎる?はあぁ。残念だけど、計画は計画倒れに。ということで、今日の予定は何もなし。勝手気侭にツェルマットの中で過ごすことに決定です。 いくら広めの部屋とは行っても、ずっと部屋の中では気も滅入るので、取りあえずは町の中をぶらぶらとします。雨も小雨でウィンドブレーカーを羽織れば特に問題はありません。駅前を抜けて駐車場を過ぎ、右手に折れて川沿いに歩を進めます。昼間の時間は、特に雨ということもあるのか町を歩く人もまばらです。余りにも暇なのと小雨なので、散歩を軽いハイキングに変えてテーシュまで下りてみました。眺望は望めませんが1時間半ほどのハイキングで少しからだが軽くなった感じです。帰りは、ちょっとずるをして電車で戻りました。
午後も4時を過ぎ、COOPでの買い物に出掛ける時刻です。ホテルを出ると道はちょうど雨も上がり、外に出やすくもなっていることもあって人でいっぱいです。昼間はどこかに出掛けていた人々もこの時刻には町に戻ってきたり、新しくツェルマットの到着した人達でメインストリートはごった返しています。 さて、ツェルマットについてのガイドブックで必ず掲載さてている写真。それは何でしょうか?もちろんマッターホルンやゴルナーグラードは忘れてはいけませんが、町の中の風景としては、メインストリートを通る山羊の群れ。これはツェルマットの風物詩の1つのして有名です。そんな有名なシーンなのですが、実は私は過去7回の滞在中1度としてこのシーンにであったことがなかったのです。それが、今日は出会えることが出来ました。ホテルを出ると直ぐ前に山羊がいるではないですか。列をなして・・・残念なことに手にしていたのが、「○○○です」ということで、写真はイマイチですが、気分的には大満足。彼らが通り過ぎるのを名残惜しく観ていました。 COOPやお肉屋さんでの買い物も終わり、あとは、お部屋でノンビリと過ごします。特にやることもないので、世界陸上の中継などを見ながら、ワインを飲んで(おいおい、またかい・・・とは言わないで下さいね。)ツェルマットの2日目は終了です。明日は晴れて、ハイキングが出来るのでしょうか?を堪能することが出来ます。もうこれだけで,あたしは幸せなのです。
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