1日目(8/1) 成田→チューリッヒ

 8/1,出発当日の朝。天候は晴れ。まずまずの旅立ち日和?です。今回は飛行機もJAL451便11:10出発です。起床は4:30。6:33新宿発の成田エクスプレスを利用します。7:55空港第2ビルに到着。エスカレータを上がって空港宅配のABCカウンターで宅配料金スーツケース1個当たり3500円を支払い,荷物を受け取りました。その後右端のKカウンターでチェックインを行い,あとはいつもどおり某カード会社のラウンジで、時間をつぶすこととしました。 出国審査が簡略化されてからはじめての海外だったのですが,今までのような混雑もなく,スムーズに出国できるのはとてもうれしい限りです。
 しかし!!なんと今年もまた搭乗口はE!Eということはリムジンバスのご厄介です。どうして毎年こうなるのでしょうか?暑い中機内持込の荷物を持ってタラップをあがるのは結構辛いですけどねぇ。 さて,機内は満席かと思っていたら意外なことに若干の空席がありました。なので,連れのうち1人は2人がけの席に勝手に移動してフライトすることとしました。お陰でいつもよりは楽に座っていくことが出来ました。(同じMD11でもSRとJALではシートピッチや幅が異なります。SRの方がJALよりも座席数が28席近く多いので,その分狭い感じになります。それにしても飛行機の中って暇なのですよね。JALの機内誌WINDSの特集が今回はスイスの闘牛の話でしたので,これを読んでいたのですが、もう一度マルティニに行ってみたい気持ちにさせてくれました。
さて,16:10過ぎににチューリッヒクローテン国際空港に無事到着。到着はターミナルBとなります。日本人に対する入国審査はとても簡単で,パスパートに軽く目をやるだけで終わりです。 特に何のトラブルもなく,抜けることが出来ました。ここで、昨年チューリッヒでお世話になった元警察官の男性の方Wingeierさんと再会しました。今日到着することを一応連絡していたのです。お土産として用意していた博多人形を渡して、その後SBB駅に移動,まずは予約していたスイスフレキシーパスと明日のチザルピーノのチケットを受け取り,スースケースのうち1つをツェルマットにライゼゲペックしました。荷物1個当たり10Sfrでした。再び,空港に戻り,改めて,Wingeierさんと落ち合いました。なんでも今日は,スイスの建国記念日。この日を一緒に過ごそうということになったのです。ご迷惑でなければ良いのですが・・・
Wingeierさんの家はumblangという空港のそばの町にあります。とても落ち着いた感じの町ですが観光客は余り見かけないようです。連れの2人を彼の家に残し,私は荷物を持って先にホテルにチャックインの手続きをとりに行きました。あらかじめ東京の事務所でヴァウチヤ−を発券してもらってあるのでチェックインはスムーズです。今回の部屋は新館のほうになったのですが・・・・・・
 さて,そこまで終わって戻った私たちは,今度は彼の娘さん一家のお家におじゃますることとなりました。Wingeierさんのご夫妻と過ぐ近くに住む娘さんの家族でいっしょにお祝いをするようです。夕食は午後7時過ぎから始まりました。Wingeierさんご夫妻はサラダともう一品料理を自宅から持ち込みました。娘さんとは去年ご自宅で一度お会いしているのでとても懐かしく感じました。ご主人のハリーと3人のお子さんとは初めて会うことになりました。到着したときご主人はなんとお料理の真っ最中でした。お休みの日とかこういうお祝いの日にはご主人がお料理を担当するそうです。家の中を見せてもらったりしているうちにいよいよ夕食です。食事は庭でテーブルを囲んですることとなりました。芝のひきつめられた庭にはバーベキューのできるセットというか小さな火のおこせる設備があります。サラダに魚のフライ・パスタ料理・ソーセージなど全部で7〜8種類の料理が並んだでしょうか?味付けは割とさっぱり目です。しかし量が多いです。好きな分だけ取るようになっているのですが,どうにもこうにも食べきることのできる量ではありません。どちらかというと、料理全般の味付けはシンプルでひっつこい感じがしなくて食べやすく思えました。
 約2時間半に及ぶ(かなり長いと思いませんか?)食事を終えて,家の裏の丘に登ることとしました。丘に登る道の途中からも空港が眺められます。その空港を臨んでかなたでは,あちらこちらで花火が打ちあがっています。それを眺めながら,歩いていると松明?を掲げた子供たちが通っていきます。一体何をするのでしょうか?花火を見ながらのため彼等よりもだいぶ遅れて丘の上に着いた私たちの目に入ってきたものは・・・大きな篝火というのか櫓か何かを組んで?それに火をつけたものだった。炎は空高く上がり,夜空を煌煌と照らし,その勢いは衰えることを知らないかのようでした。また,丘の上には特設のステージが設けられ,そこではフォークローミュージックが演奏され,食事も食べることができるようになっていました。丘の上からは前にもまして各地で打ち上がる花火がよく見え,夜空に映えています。めちゃくちゃ手の込んだ仕掛花火が上がっているわけではないのですが,夜空のそこかしこの打ち上がる花火をみるのはまた素適なものです。特に大きなイベントとかをやっているところもあるのかもしれないけれど,こういう体験ってなかなかできるものでないから,とても印象に残るります。丘の上で1時間ほど過ごした再び家に戻って今度は,庭で打ち上げ花火をすることに。そういえば,大きな花火のほかにも様々な場所で花火のあがる音がしていたはず。こうやって各家庭で打ち上げ花火をするらしい。やがて,時間も12時近くになるということで,お暇することに。ホテルまで車で送ってもらい,建国記念日をとても楽しくすごせました・・・・
って終われるととてもよかったのだけれど。実はこの後が,大変だったのです。ホテルに戻ったのは12時過ぎ。慌ててシャワーを浴び,ベッドに直行したのはいいのだけれど,寝られない!もう嫌になるほどうるさいんですよ。外が。ちょうどトラムの通る道に面しているせいなのか,10分間隔くらいでトラムは通るし,坂になっているからブレーキの音はうるさいし!さらには車はうるさいし。ここは本当に5☆ホテル?このホテルはチューリッヒで必ず泊まっていたのだけれど,こういう体験は初めて。いったいどうなっていることやら。はあぁ。どうにか眠りには入れたのはすでに2時過ぎ・・・なんとまあ,長い一日でした。やっと如何にか眠りに落ちたのは,スイス時間の午前2時過ぎ,日本時間の翌日の朝5時。起床してから約24時間以上の1日目がこれにて終了。
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