3日目 フュッセン日帰り
 

今日はかの有名なノイシュバンシュタイン城に行こう!
ここまで来て見ないのはナシだもん。
切符は往復にして買っておいたからね。
乗車予定の列車は全席2等車、座席予約も必要ないよ。
この列車のいいところは乗り換えなしの直通ってこと。
1時間に1本走ってるんだ。
普通列車だけど2時間で到着するから楽でしょ?
出発まで時間があるから飲み物でも買ってきたらどうかな。
あそこで売ってる焼きたてプレッツェルをおやつがわりにしてもいい。
日本の新聞が読みたければそこの書店で3誌扱ってるよ。
他の2誌に比べて日経は少し値が張るけどね。

他にも日本人がいる?
ノイシュバンシュタイン城観光はバスツアーが出てるから列車で行く人は少ないみたい。
でもちょっと違うことをしてみたいじゃない。
バスにはバスの良さがあると思うけど、お金を支払ったらあとは予定通り動くより自分のペースで観光したいし。
ドイツは列車の時刻も正確だから安心して計画できる。
予約の必要がないっていうのも魅力だよね。
2時間で着くからお城の予習をしておいて。

フュッセンに着いたよ。
ここから少しバスに乗って麓の村まで行く。
本数が多いから待ちぼうけの心配はない。
あの看板の所だよ。
日本語でもバスの運賃書いてるし。。。
どれだけ日本人が多いかわかるね。
運賃はバスに乗るときに払えばいい。
あっという間に着いちゃうから。

ここが麓の村だよ。
ノイシュバンシュタイン城はもっと上にある。
チケットはあの案内所で購入するんだ。
城の付近では売ってないから気をつけないとね。
ノイシュバンシュタイン城以外にホーエンシュバンガウ城があるんだけど折角だから両方見ない?
ここで2つのチケットを買えるからね。
どちらの城も自由には見れない。
ガイド付の見学を予約するんだよ。
今回は両方見るからホーエンシュバンガウからになる。
日本語ガイドの空きはあるかな?
といってもテープを聞くだけだけどね。
数に限りがあるから必ず希望通りとはいかないんだ。
「ジャパニーズ!ジャパニーズだってば!!」

なんとか両方日本語で取れたよ。
2つのツアーの間に時間の余裕があるからホーエンシュバンガウの見学を終えたら昼食にしようね。
ホーエンシュバンガウ城はあそこに見えるでしょ?
あの黄色い城。
ここから近いから徒歩で行くよ。

みんな待ってる待ってる。
渡したチケットを見て。
時間と番号が書いてるでしょ?
あの入り口の電光掲示板にこの番号が出たら自動改札にチケットを入れて入るんだ。
番号が出ないときに入れてもダメだからね。
時間になるまで庭でも見ていよう。
一緒に撮るならシャッター押すよ。

ここからはガイドさんが案内してくれる。
私たちは渡されたテープを順に聞くんだけどボタンを押すタイミングを教えてくれる
からね。
それでは出発!

思ったより城内を歩いたね。
途中でこれから行くノイシュバンシュタイン城が見えたでしょ。
あそこまで登るんだよ。
といってもココから直接行く道はないので振り出しに戻るのだけど。
お土産買う人は見てきて。
出た所で待ってるからね。

さて、村に戻ったところでお昼ご飯にしようか。
次の入場時間があるからゆっ〜くりとはいかないけど軽く食べましょう。
イタリアの国境が近いからかパスタもいろいろあるんだよ。
食べながら次の説明をするね。
みんな何を頼む?
私はラビオリにしよ。
今回はイタリアが日程に入ってないから少しだけイタリア気分を味わってみたかったんだ。
「注文お願いしま〜す」
次のノイシュバンシュタイン城に行くには山を登らないといけない。
といっても舗装されてるから心配ない。
ただ坂道に自信がない人は馬車も出てるから乗ってみれば?
え?乗ってみたい??
じゃあ歩く人は歩いて、馬車の人は私と一緒に行こうか。
時間に間に合えば寄り道したっていいよ。
入場はさっきと一緒。
ただ人が多いから迷わないでね。
徒歩組はもう出発?
じゃあお会計を済ませて馬車組も行きますか。

ホテルの前から馬車は出てるんだ。
人数が揃わないと出発しないんだよね。
とりあえず揃うまで乗って待とう。
あのご家族乗るんじゃない?
ひ、ひえ〜なんか馬車が傾きそうなファミリーだな。
馬くん頑張ってよ〜。
馬車なんて滅多に乗らないから気分いいね。
目線が凄く高いし。
あ、徒歩組が見えたぞ。
やっほー!おっさき〜♪

と思ったら馬くんヘバッてきた模様。
上まで無事にあがれるのだろうか。
遂に御者のおじさん下りてひいてるし(汗)
うおーん徒歩組に追い抜かれたよ。
悲しすぎる。。。
目の前の巨体一家はご機嫌で写真を撮ってるしさ。

な、なんとか時間に間に合った。
門の側までは行ってくれないから結局歩くことになるんだよな。
気を取り直してテープを手に出発だ。
さすがに見るところ多いよね。
高いところに建ってるだけあって窓からの風景もいい。
贅沢三昧のお城は私たちの想像も及ばない世界。
どの部屋も天井が高〜い!

ここのショップは充実してるよ。
カレンダーやパズル、マウスパッドだってある。
さすが観光名所なだけあって訪れる人も多いし実際売れてるよねぇ。
後の予定はないからゆっくりどうぞ。
私も景色を見ながらのんびりしてるから終わったら声を掛けてね。

終わったの?
じゃあ下りは徒歩で行こうか。
こうやって自然の中をのんびり歩くのっていいよね。
ミュンヘンは街だからこういう味わいはないし。
街には街の山には山の楽しさがあるよね。
ここの観光はこれでおしまい。
ひとまずバスに乗ってフュッセンまで戻ろう。
乗り継ぎで帰る手もあるけど直行の方が楽でしょ?
帰りの時間をチェックしておいて少しブラブラはどう?
いろんな店があるしスーパーも何軒かあるよ。
あの通りを少し行ったところにワッフルの美味しい店があるんだ。
行ってみる人〜
あは、じゃあ行こうか。
初めて入ったとき地元の人だらけでビックリしたのを覚えてる。
店の人もフレンドリーだし店に入ったときお客さんが手をあげて挨拶してくれたのも嬉しかったな。
隣ではおばさん3人組がお茶の後にアイスを食べてたんだ。
よく覚えてるって?食べることはね。
パフェを頼む人も多かったから美味しいと思うよ。
私はやっぱりワッフルにする。
大きいからみんなも味見してね。
「すみませ〜ん。お兄さ〜ん、注文お願い」

あぁ食べたわ。
みんなの頼んだのは美味しかった?
誰が頼んだのだっけティラミス大きかったね。
日本の2人分はあったよ。
ペロリと平らげちゃってたけど。
一息ついたみんなはおみやげ物のチェックか。
その絵はがきはお城で買ったの?
折角だからここで書いていったらどうかな。
駅前に郵便局があるからすぐに出せるよ。
うん、時間はまだあるし駅に集合ということにしよう。
小さな駅だから大丈夫だよ。

今日はお城凄かったね。
私の知らない世界って感じだった。
山道歩いたし疲れちゃったのかな。
みんなコクリコクリ船を漕いでる。
ミュンヘンは終点だからうたた寝しても大丈夫。
荷物だけはしっかりかかえておいてね。
さっきのはがき出せた?なら良かった。
私も眠くなってきたなぁ。。。

はっ!ここどこ??
まだ動いてるってことは着いてないな。
みんな疲れたのかよく寝てる。
今日は頑張ったもんね。
明日は移動でお別れかぁ。
3泊なんてすぐだよね。
と、スピードが落ちてきた。
あれは駅の明かり?大変、起こさなきゃ。
ミュンヘンに帰ってきたよぉ。

少し寝たら元気になった?
ミュンヘン最後の夜になるからめいっぱい楽しんでおいてね。
明日は移動だから荷造りもよろしく。
昼にはザルツブルクに着くようになるから10時にはホテルを出なくちゃ。
それまでの時間は自由にしてね。

 
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