☆ドゥオーモ
S.M.N駅から徒歩で5分少々
ドゥオーモ広場に建つ、ドゥオーモ・洗礼堂・ジョットの鐘楼は必見。特に,朝早く人がほとんどいないなかで観る,静けさの中で朝日に当たって搭の上部がうっすらと茜色に染まりゆく様は趣があるもの。緑とピンクと白の色のコントラスその幾何学模様とあいまってドゥオーモの側壁はとても美しい。大クーポラ・,ジョットの鐘楼、サンジョヴァンニ洗礼堂との位置関係というのか,コンビネーションもその美しさをさらに際立たせているのか。ちょっと運動にはなるが,ドゥオーモの上まであがって,フィレンツェの眺めを堪能したい。 なお,美術品やドゥオーモに関する資料などは,道路を挟んで裏手に建つドゥオーモ美術館に収められている。

☆ドゥオーモ美術館(写真左下)
ドゥオーモ・サンジョヴァン二洗礼堂などに関する美術品が納められているとても静かな美術館。 ゆっくりと座って鑑賞できるように長いすが用意された部屋などもある。 観るべきものはたくさんあるが,特にいくつかを挙げれば,ますは,階段の踊り場に隣接した展示室にひっそりと置かれているミケランジェロ作のピエタ(未完)。 そして、見学の最後にある,サンジョヴァン二洗礼堂の「天国の門」と呼ばれるギヴェルディ作のレリーフ。 一枚ずつ手前にガラスの板が置かれていますがとても近くで鑑賞することができる。 (洗礼堂のものはレリーフとのこと)

☆中央市場
ドゥオーモ広場から徒歩で3分ほどのところにある,まるで体育館か倉庫のような外観をもつ建物。
鮮やかな緑色の外階段を上がるとそこが、市場。
1階にはワインショップや肉屋さん、魚屋さんが軒を連ねている。
アサリとかすごい量なのですが、めちゃくちゃ安い。 肉屋さんは丸のまま?の姿でお目見えしている動物さんもいたりして,ちょっとびっくり。
X字型になったこちらも緑色の階段を昇ると2階。 ここでは野菜や果物を売っている。 お店によって随分と値段と鮮度が違うよう。 乾燥したボルチーニ茸とかも売っており,パックに詰められたものではなくて量り売り。野菜やフルーツの匂いが漂っている。 どの野菜とかもみんな不揃いだけれど,土の匂いと温かさを感じさせるものばかり。 滞在中には是非1度足を運んぶ価値はある。

☆サンロレンツォ教会 外部は何というのか石積みのがっしりとした堅牢でシンプル,華美なところの何もない建造物というよりは,あまりにも殺風景すぎる感じ。 しかし,内部に入るとそこはやはり,教会,華麗なる教会装飾品の数々に目を奪われる。外見と内部のあまりのギャップの違いにとても驚かされる。

☆サンロレンツォ教会〜中央市場への路
まあ,朝は歩行者と車用の道に分かれた普通?の道路。 あえて普通と違うところを挙げれば,車道と歩道の境には露天商の車?が幌を被って列を連ねている所か。 それが,昼間となると,この道の両側には,露天商が店を並べ,店を開いている。 主に扱っているのはベルトやバック類革製品が多く,サッカーチームのTシャツとかをスカーフとかを売っている店もある。 買う買わないは別にして,観て歩くだけでもとても楽しい。

☆オルサンミケーレ教会
昔は,穀物市場兼礼拝堂だった建物で。
建物の外壁のくぼみに色々な職種の守護聖人が置かれているのが特徴。四角形の1辺に当たりだいたい3つから4つの像が置かれていまる。
しかし,一部は空洞になっているところもある。
この像が持っておる小道具を見るとその像が何の職種の守護聖人なのかわかるらしい。

☆新市場のロッジア
オルサンミケーレ教会教会からすぐの所にある。
ほぼ正方形をした小さな建物の1階というのか,きれいなアーチの下に位置する四角い広場を指して新市場のロッジアという。
市場といって入るが、中央市場を想像しないこと。 ここでは、革製品のお店が出店していた。
ここには,皆が触りまくっている,ぴかぴかつるつるのイノシシ君の像がある。

☆シニョーリア広場とヴェッキオ宮殿
ヴェッキオ宮殿は,94mの鐘楼を持つゴシック様式の建物。
でもその鐘楼がなんとなくキリンの首みたいでちょっとユーモラスに感じるんですが、それは私だけでしょうか?
入口にはフィレンツェの獅子の像とか,かの有名なダヴィデ像のレプリカ,ネプチェーンの噴水などがある。

☆ウッフィツィ美術館
かのメディチ家が所蔵した美術品の数々を公開しているという美術館。 ルネッサンス期の巨匠の作品が充実している。フィレンツェ観光の目玉の一つ。 で,ここを観ての感想は,なんていうのか,洪水に溺れた・・・って感じ。 ラファエロ・レオナルドダヴィンチ・ミケランジェロ・ティントレットetc etc・・・美術や歴史の授業で習った絵や彫刻がうじゃうじゃ。 時間もかかるけれど,見る価値は十分にあり。ただし,入場までの待ち時間も長いので,予約をするのがオススメ。

☆ポンテヴェッキオ
フィレンツェのシンボルの一つである有名な橋。橋の上には貴金属のお店が建ち並ぶ。
でも,個人的にはこの橋は,渡るよりも,Ponte.S.Trinita(Via de Tornabuoniniストロッツィ宮〜石積みがとても重厚な雰囲気の建物〜からサルヴァト-レフェラガモのお店兼博物館へと抜ける通りをすぎアルノ川にかかる橋)辺りから眺める方が趣きがあって良いかと思う。
このトリニタ橋を渡りアルノ川沿いの道をポンテヴェッキオの方向に向かっての道は,アルノ川沿いと言っても両側には建物が建ち,ちょっとうす暗めの小道。でも石造りの建物はなかなか風情があっていい。

☆ピッティ宮
ポンテヴェッキオの袂から歩いて5分弱のところにある。 橋から宮殿にむかう道の両側はなかなか素敵なお店が並んでいる。 特に手袋を扱っているお店がGood. やはりフィレンツェの革製品は俊逸。 まずは表玄関?車寄せって言うのか,圧巻。 まあ昔は馬車だったんでしょうけれど,この幅広の道を宮殿に向かって上っていったのかと思うと,これを造った人たちの権力のすごさを感じることができる。 ピッティ宮の中庭から建物全体を見渡すと,これまたすごい。 このすごさって何ていうのか,やはり財力すごさなのか? 3階建てというのか,3層になった建物全体は石積みで重厚,無駄な装飾とかはないんだけれど,きっとお金がかかってるんだろうな・・・って思わせる建物。 力強くて圧迫感があるのだが,柔らかな美しさではなく剛の美しさを実感させてくれる。 ピッティ宮の中にはパラティーナ美術館とかが入っている。

その他にも,ミケランジェロ広場・アカデミア美術館・メディチ家礼拝堂などなど,見所はたくさん


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