☆Annecy
ジュネーヴからアヌシー行きのバスで鉄道駅前に到着。所用時間は1時間15分程度。
鉄道のアヌシー駅はTGVも停車する。
バスターミナルから,湖畔前は徒歩で10分未満。
途中,マルシェがあったり,花々に飾られた運河があったりとなかなか楽しい。
運河は本当に趣きがあるし,マルシェが立つ辺りは,旧市街で石畳の道が続いているといった具合に,中世に迷い込んで雰囲気か。
ただ,やたらと、「ポッケモン」とか声を掛けてくるのにはびっくりか。 旧市街から坂道を登ると,現在は博物館となっているアヌシー城がある。


☆パレ・ド・リル〜 PALAIS DE L'ISLE
マルシェを背に17世紀初頭の面影を残した道をそぞろ歩き、突き当たると、小さな小道がある。
それを曲がるとその運河沿いの道の左手にはなにやら重厚な石造りの建物が建っている。
その道が大きな橋の上で合流大通りとぶつかる辺りで後ろを振り返ると、建物が、運河の中に建っているのが良く見える。
パレ・ド・リル〜PALAIS DE L'ISLE〜は牢獄や裁判所、城の一部として使われてきた歴史がある。
橋からの牢獄搭の眺めは中世にタイムスリップをしたようでとてもGood。

☆アヌシー湖クルーズ
パレ・ド・リル〜PALAIS DE L'ISLE〜を橋を挟んでアヌシー湖はある。
船の中のアナウンスはフランス語のみ。湖の左岸に沿ってまず見えるのは、インペリアルパレスというホテル。Plage d’Albigny・Veyrierの村を遠景にみながら進むと、Le Chateau de Menthenが丘の上に望める。
遠くには山並が見え、ここがフレンチアルプスの一部であることを感じさせてくれる。
小さなお城が湖岸沿いにいくつか点在する中、ひときわ印象に残るのは,進路を変更する際に見えたLe Chateau de Duing。水門を持つかわいいというよりは、実用的なお城。
戻りの船の中からはやはり湖岸沿いに小さな村と海水浴場が見え、のんびりした雰囲気を醸し出している。
海外での湖といえば、インターラーケンのブリエンツ湖とツゥーン湖で船に乗船したことがあるが、少し趣が違う感じ。 アヌシー湖は小さな湖だが、緑がかった青く透明な水と丘の上や湖岸に点在する城、晴れているのに霞がかったようなけむるような空の色。 まるで童話の中の湖のような雰囲気がある。 それにしても透明感がとてもすごい。 クルーズはちょうど1時間で終了。 なお,ランチクルーズやディナークルーズも運行している模様。
湖の隣りには、緑の芝生がとても美しいヨーロッパ公園がある。
この公園と対岸のパギエ公園を結ぶ橋は「恋人たちの橋」よ呼ばれている。

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