8日目 ザルツブルグ→チューリッヒ
 

おはようございます。
さあ、今日でオーストリアともお別れ。
ぼくともお別れ。悲しい?ははは。

列車に乗って、 スイスのチューリッヒへ移動しますよ。
いつものことですけど、忘れ物はないですかぁ?

列車の乗車時間は、5時間強。
長いでしょ。ま、こういうときは、食堂車とかを利用してみるのもいいかもね。
あ、そうそう、列車はユーロシティ(EC)という国際特急列車。
乗り換えなしで、チューリッヒまで行くよ。
このECには、それぞれ名前がついていて、今回乗るのはマリアテレジア号っていうんだ。
夕方4時30分ごろにつくはずだよ。
さ、ホーエンザルツブルグ城を見ながら、また来る日まで。
ぼくは、次の方を迎えないとだめなので、みなさんとは、ここでお別れ。
向こうに着いたら、naoeさんという女性が迎えてくれるよ。
ちゃんと、連絡してあるのでご心配なく。

じゃ、引き続きよい旅を。
グーテ ライゼ!!

   
  おつかれさま〜グリッツィ!!
いよいよスイスですよ。
さて、マリアテレジア号の乗り心地はいかがでしたか?
車内は快適だったと思うけど、5時間49分の長旅で少しお尻が痛いじゃない?
じゃあまずホテルに向かおうか。
ここチューリッヒ中央駅は行き止まり駅なんだよ。だからまずは先端に向かわないとね。
ホームの数もたくさんあるでしょう?
要の場所には巨大な発車と到着・プラットホームナンバーがわかる掲示板があるよね。
そして左手側にあるのが、切符の販売所。
地下へ向かうエスカレータはって?
地下にはSバーンっていう近郊列車のホームがあるんだ。
あと、大きなショッピング街になっているから,バーンホーフシュトラーゼのお店がお休みの夜とか日曜とかに買い物がしたくなったらここに来るといいよ。
日用品からお酒・食料にお土産。チョコレートや洋服に靴まで手に入るからね。

まずはホテルにチェクインね。
今回はリマト川沿いの高層ホテルにしたからね。
宿泊カードを記入してね。
スイスのホテルはスイスホテル協会によって5☆から1☆までランキングされているんだよ。
とはいっても、どのホテルもとても清潔で快適なホテルばかりだからね。
☆の数はポーターの常駐時間とかパブリックスペースや部屋の広さ・さまざまなアイテムの交換頻度などで分かれているだけで,星が少ないから悪いホテルってことではないから勘違いしないでね。

さてっと、夏のスイスの日没はけっこう遅いんだけど,今晩はどうします?
長旅で疲れているんなら,ゆっくりとホテルでお休みして明日からに備えてもいいんだけれど,
まだまだ余力がいっぱい!だったら少し,歩いてみることもできるよ。
なになに?せっかくだから外に出てみるって?
じゃあ、簡単に町に出てみようかな。

チューリッヒの町は駅前から伸びるバーンホーフシュトラーゼを中心に歩くとショッピングが簡単にできるよ。
普段は5時過ぎにはお店は閉まってしまうけれど,木曜日はシッピングデーだから遅くまで開いているんだよ。
この通りにはトラムが走っているので,切符を買ってこれに乗ることもできるけれど,まあ通りの先端の湖まで歩いて歩けない距離ではないからね。
駅を出て正面には,かの有名なエッシャーの像がある。彼は“スイスの鉄道王” だよ。
歩いていくと,左手にフランツカールウェバーがあるね。ここはおもちゃ屋さん。
オルゴールも売っているけれど,ジグソーパズルの品揃えもいいんだな。
ペスタロッチ広場の奥にはグローブスというデパートがあるんよ、他にもイェルモリというデパートもある。まあ観光客にはあんまり関係ないけどね。
もっともCOOPやミグロなんかで安くお土産をゲットするという手はあるけどね
さらに行くとバリーキャピトルだ。スイスの有名靴店だね。
靴のほかにバッグや洋服なんかも売っているよね。足のサイズは日本人にはちょっと厳しいかもしれないけれど,お気に入りが見つかるといいね。
他にも通りの左右には時計や宝飾品のお店が並んでいるよ。
日本と違ってお店によって扱っているブランドが違うから,もしも時計を買いたかったら,その店が買いたいブランドを扱っているか確認してから入ってね。
洋服とかもそうなんだけれど,冷やかしというのか見るだけ・・・というのはこっちでは習慣がないんだよ。
お店に入るってことはこういうものを買いたいというビジョンがあってから行くものなのね。
もちろん,自分が考えているものと合わなければ購入しなくてもいいんだけど,勝手に見て触って出て行くっていうのはやめようね。
え?なになに?お店ばかりじゃ、つまらないって?他に見るものはないのかって?

オッケー、じゃあ、ここPost-strを左に入ろう。
ほら、正面にフラウミュンスター〜聖母教会〜が見えたでしょう。
ここのステンドグラスはかの有名なシャガールの作品。ゆっくりと静謐な空間に浸ってきてね。

リマト川にかかるミュンスター橋を渡ると,リマト川右岸の旧市街地だよ。
橋の袂にあるのはヴァッサー教会。
そして,この教会に覆いかぶさるように建っているのが,グロスミュンスター〜大寺院〜だ。
2つの塔を持つスイスを代表するロマネスク様式の教会で,スイスの宗教改革の基となる場所だね。
日曜日と1/1・2を除く毎日塔に登ることができるんだ。

川に沿って通る2本の道リマトケー通りとニーダードルフ通りのどっちを歩いてもいいよ。
リマトケー通りを行けば旧市庁舎やアーケードをもった建物がいい雰囲気を醸し出してくれるし,
ニーダードルフ通りを行くと,賑やかでちょっといろんなショップが立ち並んでいるよ。
この2本の通り周辺には美味しいレストランやカフェ・バーなんかもあるから、ナイトライフを楽しみたかったらここらあたりをうろついてみてね。

さてっと,簡単にチューリッヒのメインどころを見てきたけれど,そろそろおしまいにしようか。
明日はちょっと列車に乗って,古い町を見に行こうと思っているんだ。
駅前にあったエッシャー像の前で8:15に待ち合わせしたいんだけどいいかな。
じゃあ、初めてのスイスの夜、ゆっくりと楽しんでね。

 
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