6日目 ハルシュタット日帰り
 

おはようございます。
今日は、宿泊先の移動とかもないので、遅めに集合したけど、ゆっくりできた?

さあ、今日はハルシュタットへ行きましょう。
みんな、この町を見れば、来てよかったと思うほど、本当に美しい町だよ。

さて、行き方だけど、列車で行く方法とバスで行く方法がある。列車で行けば、ハルシュタットの町の対岸に着く。
対岸からは、列車の到着にあわせて渡し舟が出発するので、これにのれば、ロスなく到着することができる。
バスで行けば、直接この町へ入ることもできる。
今回は、列車で往復して、湖からの町の眺めも一緒に楽しもう。

まずは、バート・イシュル駅へ行こう。
だいたい1時間に一本の割合で列車は走ってる。
ハルシュタットまでは30分ぐらいで着くよ。
お、ちょうど列車がきたみたい。

さ、もうすぐハルシュタット駅。湖が見えてるでしょ。
これがハルシュタット湖。きれいだよねぇ。
お、着いたな。この駅、とってもローカルな感じでしょ。
ぼくは、こういうところが好きなんだなぁ。
ちょうど、渡し舟も下に来てる。
対岸まで、しばらくのんびり船旅でもどうぞ。

この景色、なんとなく見たことない?
この景色は、ガイドブックやツアーのパンフレットなんかによく使われている景色だよ。
湖と町と山がとてもいいバランスでしょ。

さ、町へ着いた。
まずは、ここのレストランで昼ごはんでも食べて、それから、塩坑へ行こう。
こことか、昨日行ったザンクトヴォルフガングなんかは、湖がそばにあるから、魚料理がおいしいみたい。
ぼくが前に行ったときは、マス料理を食べたよ。

じゃあ、食事をしながら、ちょっとハルシュタットについて説明しよう。
ここは、ハルシュタット文化といわれるぐらい、原始文化の中心として栄えたそうだよ。
出土品もあって、前史博物館というところに展示されているって。
あと、オーストリアって言う国はカトリック教徒がほとんどなんだって。
でも、ここハルシュタットはプロテスタントが半分近く占めてるそうだよ。
船着場の横にあった教会はプロテスタントで、もうちょっと山側にあった教会がカトリック。
なんか、おもしろいよね。
で、これからいく 塩坑は世界最古らしいよ。

食べ終わった?じゃ、行こうか。

町が小さいから、もうはずれまできちゃった。
あそこ見えるのが塩坑へ行くケーブルカー。
あれにのって行くよ。

さ、山上駅。
やっぱり、高いところからの眺めはいいでしょ。
この、湖に映る山がまたいいんだなぁ。
あ、塩坑の入り口までは、まだここから15分ほど歩くから。

ようやくついたね。
あ〜、ちょっと並んでるみたいだね。
まあ、のんびり待ちますか。

さ、順番が回ってきたよ。
まずここで、服の上から作業着を着ます。
おしりの部分だけ、なんか分厚いね。
着終わったかな?
じゃあ、坑道入り口まで行くよ。

お、ちょうど見学ツアーが終わったみたいだね。
そう、あのトロッコ列車に乗って、中へ入っていくんだ。
なんか、遊園地みたいで面白そうでしょ。
もちろん、洞窟内部の解説もしてくれるよ。
ドイツ語と英語だけだけどね。ははは。

しかしすごいよね。これが岩塩なんだからねぇ。
お、本日のメインイベントかな?
ここから木のすべり台でさらに下まで降りるよ。
そう、だから、作業着のおしりのところ、布が補強してあったんだよ。
さあ、順番に、いってらっしゃーい。

みんな無事に滑り終わったかな。
もうちょっとあるから。

お、トロッコの乗り場まで出てきたね。ここから外までもう一回乗るよ。

やっぱり、外は明るいなぁ。
はい、お疲れ様。1時間ぐらい入ってたかな。
その辺の遊園地より面白かったでしょ。
また、他にハルシュタットへ行く人がいたら、紹介してあげてね。
着替えて、帰ろうか。

あ、そうそう、さっきすべり台で降りたとき、自動で写真をとられてるから、ほしかったら、買って帰ってね。

帰りはちょっとだけ、ハルシュタットをぶらぶら歩こうか。
今回は泊まらなかったけど、ここに泊まってみるのもいいかも。
ここを拠点に、ハルシュタット湖の南端にあるオーバートラウンという村へ行って、クリッペンシュタインというところへ登るロープウエイに乗って、もっと高いところから、ハルシュタット湖全体を見たり、氷穴をみたりすることができる。
次、来るなら、いろいろ計画してみてね。

さ、ホテルへ帰ろう。
湖からみるハルシュタットの町。
もう一度よく見ておいてね。
何度見てもいいよねぇ。

はい。お疲れ様でした。
明日は、ザルツブルグへもどるので、忘れ物のないようにしてね。

あ、ひとつ言い忘れてたけど、このバートイシュルにある、カフェ・ツァウナー。
皇帝御用達だそうで、たくさんのケーキやお菓子があるから、一回寄ってみてね。

じゃ、また明日。

 
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