おはようございます。
チェックアウトの準備はできましたか?
では、ザルツブルグ郊外へ出発しましょう。
あ、置いておく荷物は、ホテルの方にお願いして、預かってもらうので、こっちにまとめてね。
さ、では、ザルツブルグ駅前まで行きましょう。
移動手段だけど、基本的にはバスで行きます。
でも、バートイシュルやハルシュタットへ行くなら、鉄道で行く方法もあるよ。
ただ、鉄道だと乗換えとかがあるし、時間がかかる。
今回は、手軽にバスで行きましょう。
バスは1時間に一本ぐらい走ってるから、そんなに待たなくてもいいよ。
さ、1時間30分ほどの小旅行。とりあえず、これから2日間宿泊するバートイシュルまで行こう。
どこで降りるのかって?心配しなくても、このバスの目的地がバートイシュルだから大丈夫。
町を抜けると、どんどんのどかな風景に変わってきたでしょ。
この緑のじゅうたんをひいたような丘の景色がぼくは好きなんだなぁ。
サウンドオブミュージックを見た人なら、映画の風景が思い出されてくるような景色だと思うよ。
おっと、ザンクトギルゲンまできたな。
ここで降りるのかって?あ、違うけど、この後ここまで戻ってくるから。
さあ、あと40分ぐらいだよ。
さっきもあったけど、このあたり、湖沿いにバスが走るから、またいい感じでしょ。
おお、ついたついた。ここがバートイシュル。この目の前にあるのが、電車の駅ね。
じゃあ、さっそくホテルへ行こう。
今回のホテルも駅の近くにしたから。
チェックインの時間までまだあるけど、荷物だけ置いて、身軽にしてから観光しに行こう。
おっと、腹ごしらえもちゃんとしておかないと。
うん?胃の調子が悪いって?おいしいものばかり食べたからなぁ。
あ、そうだ、いいところあるよ。
ここ。ここの町の名前、バートイシュルだよね。バート、つまり温泉があるんだよ。
いまから温泉に入るのかって?入ってもいいけど、水着持ってきてる?
持ってきてないでしょ。ヨーロッパで温泉に入るときは、普通水着を着てはいるんだよ。
温泉というより、温水プールみたいな感じかな。
じゃあ、どうするのかって?
まあ、入ってみたらわかるよ。
こんにちは〜。うん?温泉じゃないって?
そう、ここは飲む温泉、飲泉なんだよ。
2種類あって、のどに効くのと、胃腸に効くのがある。
ま、おいしいとは言えないけど、薬だと思って飲んでみて。
どう?塩辛いって?それは、のどに効くほうだな。
もうひとつのほうもどうぞ。
この飲泉は、販売もしていて、買うこともできるんだ。
どう、すっきりした?え、おいしくなかった?
まあ、健康になると思って。
ぼくが前に胃腸に効くのを飲んだときは、気のせいか、胃が軽くなった気がしたよ。
ま、病は気からかな。ははは。
おっと、のんびりしてる場合ではなかった。
じゃ、今日の目的地、ザンクトヴォルフガングへ行きます。
ちょうど直通バスがあるので、これに乗っていきましょう。
時間帯によっては、直通がなく、シュトローブルというところで乗り換えが必要な場合もあるから注意してね。
時間は40分ぐらいでつくかな。
ストローブルを過ぎると、来るときに見た湖が見えるでしょ。これ、ヴォルフガング湖って言うんだ。
ちょうどさっき走ってきた道と対岸を走ってるんだよ。
さあ、着いた。ここも観光地だから、結構にぎやかでしょ。
あ、あそこに白い教会が見えるでしょ。 教区教会っていうんだって。
ここに、15世紀に描かれたミヒャエルパッハーの祭壇画があって、これが有名。って書いてある。
おいおい、ガイドがなに見てるんだって?いやぁ、ごめんごめん。(^^ゞ
あとは、ホテル・イムヴァイセン・レッスルというホテル。オペレッタの白馬亭にての舞台になったそうだ。
さ、今日最大の目的地は、この町外れにある鉄道。
シャフベルグ鉄道って言うんだけど、これで、頂上まで行くよ。
この鉄道もサウンドオブミュージックで出てきたんだ。
大体40分ぐらいで山頂に到着するよ。
何台か連なっていくから、前のほうのに乗ろうか。
頂上に着いた。眺めはどうだい?いいでしょ?
360度パノラマ。さっきのヴォルフガング湖も見えるし、反対側は、モント湖、アッター湖も見える。
明日行く、ハルシュタット方向に、ダッハシュタイン連峰の山々も見えるね。
やっぱり、高いところは気持ちいいよねぇ。
時間があったら、ハイキングして降りてもいいんだけど、今日は、このまま帰ります。
さあ、あと町をぶらぶらして、バスに乗ってバートイシュルへ戻りましょう。
いろいろお土産にいいものも売っているから、1時間ぐらい見てもいいよ。
なんか、いろいろ買ってるねぇ。手作りの品物も結構あったでしょ。
いいお土産ができたね。
さ、お疲れ様。無事にホテルへ戻ってきました。
今日はここで解散。明日は、ハルシュタットへ行きます。
朝食を済ませたら集合ね。
じゃ、おやすみ。
|