1日目 成田→ローマ
おはようございま〜す。
集合時間ピッタリ!出だしが好調だと気分もいいね。
ところで昨夜はゆっくり眠れたかな?
遠足前みたいに眠れなかったんじゃない?
あ、ごめんごめん。大きな荷物ゴロゴロ転がして大変だったでしょ。
チェックインを済ませて早く身軽になろう。
もし席の希望(窓側・通路側など)があるならカウンターで言おうね。

さて、このあとはお茶でもする?
空港内にはレストランや喫茶もいろいろあるし。
それとも出国審査をして免税店を物色?
保険はかけておいたかな。まだなら今のうちだよ。
なににせよ夢中になってゲートへの到着が遅れないようにね。 時間通り搭乗が始まったみたい。
乗務員の出迎えを受けて乗り込む。
席は見つかった?
枕とブランケットを使って座りやすい席にしよう。
なんたってこの席とは10時間以上も付き合うのだから。新聞を配っているから読んでみたら?
毎日あたりまえのように読んでるけどしばらくは読めないよ。
シートベルトを締めたら離陸までの間、緊急時のビデオが流れる。
ほ〜ら、動き出した。
ゆっくりと滑走路へと進んでいるでしょう?
1度止まってからエンジン全開!
Gがかかってドキドキもピーク!ふわり?と思ったらもうあなたは空の人。 水平飛行になると始まるのはドリンクサービス。
特別なアルコール以外は無料だからちょいと1杯。
小袋に入ったナッツをアテにゴクゴク。。。
続いて出てくるのは機内食だ。
エコノミークラスでもメインは2種類から選べるようになってる。
先に配られるメニューを見て好きな方を頼もう。
ただし、たまに希望のものがないときもある。
そのときは、涙を飲んで諦めるしかない。
機内食が嫌いだという人もいるけど、席にしか自分の居場所がない機内でコレは唯一の楽しみ。
味が足らないと思うときはフォークやナイフと一緒に入ってる調味料を使うと食べやすくなる。
特にもうチョト何かがというときはコショウをかけてみて。
食事と一緒に飲み物をくれるから、また飲んじゃえ!!
でもね、機内は気圧の関係で酔いやすいから程々に。
こんなところで気分が悪くなったら最悪。 最後に回ってくる温かい飲み物を飲んだら一段落だ。
目の前のポケットに入っている機内誌でステレオのプログラムを見たり、このあと上映される映画をチェックしたり。
機内販売もあるしね。
1本目の映画が終わる頃、機内は明かりが落とされ夜になる。
まだ眠くはないだろうけど、眠れる人は寝ておこう。
そんなの無理だよという人は次の映画を。 機内は乾燥する。
水は飲みたいし、お肌カサカサだし。
途中で回ってくる飲み物サービスはありがたいや。
アイスクリームやカップ麺のサービスがある航空会社もあるんだ。 乗ってから既にどれだけ経ったっけ?
電気がついて朝になると到着が近づいた証。
配られたおしぼりで思わず顔をふく人も。
気持ちわかるなぁ(笑) さてブロイラーな乗客たちは最後の機内食を。
もうここはジュースをもらっておとなしくもぐもぐ。
最後のお茶を飲みながら心はかの地。
到着30前になると離陸時のようにシートベルト着用の指示がでるから到着までにトイレに行きたい人は1時間以上前までにすませてしまおう。
数少ないトイレは食事と離発着前後、列ができるから避けたいところ。 窓の外の景色が雲から地上へと変わっていく。
今まで点のようだった家や道路が見え始め、車が認識できるようになると到着はすぐそこ。
ドキドキのローマ到着だ! と、こんな風に到着する人はいいけれど、ローマまでの直行便は数少ない。
ヨーロッパ内で乗り継ぐ人が多いと思うので乗り継ぎをやってみるね。
経由地に到着後、機内から出て流れにそって進むと航空会社の乗り継ぎカウンタがある。
航空券とパスポートを提示して次に乗る機のチェックインをするんだ。
もちろんここでも席の希望は言えるよ。
日本からの便が到着するときは日本語の出来る人を配置している航空会社もある。
たとえ言葉がわからなくても航空券とパスポートを出せば大丈夫。 これで手続きは完了。
ボーディングパスを見て搭乗時刻とゲートを確認しよう。
ここからかなり離れたゲートかもしれないから注意してね。
ゲートの表示は日本とあまり変わらないから心配しないで。
さ、時間がある人は空港探索しよう。
カフェに入ってみてもいいし帰りもここで乗り継ぎならおみやげを物色するのもいい。
でも今買って荷物を増やしちゃダメだ。
荷物になっても絶対欲しいなら買えばいいけどね。
もちろん次のフライトまで時間がない人はわき目を振らずにゲートへGo! 小さい機で驚いた?そりゃあ今乗ってきたのは大きいものね。
でも心配しないで、ちゃんと飛ぶから(笑)
それよりまわりを見回してみて、日本人率一気に低くなってない?
ようやく外国に来た実感出てきたかな。
短距離フライトでも国際線だと飲み物と食事が出る。
もういい勘弁してという気分なら断ってもいい。
ただ機内食は飛行機の飛び立つ国で作ってるから、日本発とは全く違う料理が出てくる。
これもお国柄を知る楽しいひととき。
先程のフライトに比べたら短い時間だけど、到着のドキドキは増すでしょう?
だってもうローマはすぐそこなんだから! さすがに外は暗い。
早くホテルに到着してゆっくりしたいよね。
流れに添って入国審査と荷物の受け取りをしたら市内への交通機関を選ぶ。
もし荷物がターンテーブルに出てこなければ近くの関係者に訴えよう。
そうだ両替も忘れずに。
ユーロを日本で手に入れなかった人は最低でも明日の分までは空港で両替しないと市内にも行けないよ。
空港からローマ市内へ出るには2通りの方法がある。 1.電車
2.タクシーBR>ようやくホテルに到着。
スーツケースを運んでくれたらありがとうの言葉とチップを渡してね。
長い1日お疲れさま!
明日からに備えてお風呂に入っておやすみなさい。
バスルームのドアを開けて休むと乾燥が防げていいよ。
そうそう、イタリアの水道水は石灰分が多いから飲まないで。
明日からはバール等で買えるから今夜は冷蔵庫に入ってるのを飲んでおいて。
1日目からおなか壊しちゃとんでもないものね。

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