To pass leisure hours




7.遅く着いた夜は・・・

日本から直行便でヨーロッパに向うと現地到着時間は大体午後の3時過ぎから夕方の6時くらいになる。 スイスの場合、大体4時から5時前後に直行便なら到着できるから、空港のある都市に宿泊をしなくてはならない、ということもない。手慣れた人なら、ベルナーオーヴァーランド地区だったらインターラーケンなら余裕で入れるし、東ならサメダン周辺でも夜の9時過ぎには到着できる。この時間帯でも、8月ならまだ結構明るいので、別に困ることもない。今までで一番距離的に遠いというのなら、ヴァレー州の州都シオンまで足を伸ばしたことがある。このときでも、9時少し過ぎにはシオンに到着できた。
しかし、ここで問題なのが夕食だったりする。日本からの便では到着の前に夕食が供されるのだが、満腹で何も要らないという状態はないのだ。少しだがお腹が空いているでも、9時過ぎてから改めてレストラン探しというのも結構つらいものがある
もちろん時にはチューリッヒに宿泊することもある。でも、チューリヒならば、例えどんなに遅くなってもチューリッヒHBの地下に行けば、何かしら食べ物が手に入る。それもかなり美味しいものが。だから、疲れたところで、慣れないメニューと格闘するという姿を想像することなく、夕食のことを考えられるのだ。これはとても嬉しい。
イギリスはロンドンの場合も、どうにかなる。3時過ぎの到着便を利用すれば、5時を廻ったころにはロンドン市内中心部のホテルにチェックインできる。そうすれば、セルフリッジなどのデパートの食料品売り場に行けば、それなりに食べたいものが買いたいだけ手に入る。勿論ビールなどのアルコールも。それに、イギリスはスイスと違って早朝や遅くまでやっている小さなスーパーもかなりあるので、困ることはない。
スイス・チューリッヒ空港駅も新しくなってからは、ミグロもあるし、買い物には不自由しないのだけれど、スイスパスをゲットしてヴァリデートしたり、、荷物をゲペックしたりとすることがたくさんで、意外と食糧を買い込む余裕がなかったりする。
では、そういうときは、どうするかというと、日本から食料を用意しておくのだ。(こんなことをするのは、私だけかも。)良く持って行くのは、御粥。レトルトパックのお粥である。これは意外と嵩張らないし、けっこう色々な味のものがある。ホテルに着いて、シャワーとかを浴びている間に、お湯を沸かして、ちょこっと待てば出来上がり。飛行機の中で食べ過ぎてちょっぴり疲れ気味の胃にも丁度よい量だったりするのだ。
その他には、空弁。今国内の空港では空弁が流行っているらしいのだが、成田空港でもお寿司物とかを売っているので、これを手に入れておく。アナゴ寿司とか鯵の押し寿司とか。長方形方をしているのでバックに忍ばせるのにも丁度よい(こういう食べ物って本当は持ち込めないのかもしれないけど)。勿論飛行機の中でお腹が空けば食べてしまうこともあるのだが、チューリッヒから遠方に向う列車の中で食べる日本の味というのも乙なものであったりする。まあ、変な顔をされることもあるし、手を伸ばされたこともあるけどね。 う〜ん、でもやはり普通の人はしないのかな? どうなんだろう?

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