To pass leisure hours




11.たばこ

naoeはタバコが苦手だ。タバコの煙も嫌いだけれど,臭いも駄目。スモーカーの服に染み付いている臭いでも気持ちが悪くなってしまうことがある。職場が建物内全部禁煙なので仕事ができるって感じ。ラッシュ時の列車の中などは本当に苦痛でしかない。日本でも嫌煙権とか少し前から言われるようになってきたし,分煙から禁煙の方向に世の中が流れていく感があるので,個人的にはとてもうれしかったりする。もっとも,隣席の同僚はスモーカーなので,外に出て吸ってくる。戻って来ると,必ず臭いがするので,『すってきたでしょう〜』って感じで,席をはずしていたりするんだけどね。(世の喫煙族の皆様、ごめんなさい。)
さて,海外ではどうなんだろう?2005年スイスとイタリアを旅して気づいてことがある。(あくまでもnaoeがそう思った・気づいたってことで,実情報告ってわけではないです)
☆スイス  スイスの列車は登山鉄道とかは別として基本的には禁煙席(車両)と喫煙席(車両)に分かれている。従って,禁煙車両を選べばまずタバコの臭いや煙に悩まされることはない。一車両を途中で仕切っている場合は,若干臭いが気になるかなって程度の被害はあるか。でもまあ,そうひどいことにはならない。仕切りがあいたときに臭いや煙が入ってくるので,出来るだけデッキ近くに席を取るようにすればよいわけだし。登山鉄道内でタバコを吸っている人って,そういえば見かけない。  って,2005年のときには思っていたのだが,スイスも鉄道も2006年には全席禁煙になりました。これによって,タバコ嫌いのnaoeは禁煙車両を探してホームを右往左往する必要がなくなりました(万歳!!)
では,街中では?自分が毎年行くツェルマットで咥えタバコで歩いている人ってまず見ないかも。チューリッヒなどの大都市ではたまに見ることはあるけれど,それでも数は少ないような気がする。ホテルは,ツェルマットだと特に禁煙ルームはないけれど,チューリッヒなどだとちゃんとノンスモーキングかどうかチェックインの際に聞いてくれる。レストランでは,チューリッヒの一部のお店では禁煙喫煙を聞いてくれるけれど,ツェルマットではそういうことはなかったな。もっともレストラン内での喫煙風景も見たことがないけど。
☆イタリア  ホテルは今まで宿泊したミラノ・ボローニャではちゃんとノンスモーキングルームがよいかどうか聞いてもらえた。ほかの場所ではあまり印象がないんだけれど,部屋のにおいがひどくて困ったって記憶はないから,このあたりは問題がなかった模様。
さて,2005年イタリア国内を鉄道でほんの少し移動したのだけれど,イタリア鉄道は全席禁煙だった。これはなんというか,結構すごい気がする。日本でも新幹線が全席禁煙化の方向だけれどその先を行っているね。まあ,日本の場合大都市の近郊電車内での喫煙風景って見ないけどね。あのラッシュで喫煙できたらそれはすごい根性だわ。しかし,この列車内全席禁煙だからなのだろうか?この年訪れたボローニャ・ラヴェンナ・フェッラーラいずれの町でも歩きながらタバコを吸う人の多いこと、多いこと。日本なんて目じゃないくらいに多い。この3都市いずれも観光都市で,町にいる人の大多数が観光客なんだけれど,みんなよく吸うんだな、これが。でも路上に思ったほどは吸殻は落ちていない。どこにいっているんだろう?吸殻くんは?そして,レストラン。ここでもタバコを吸う人ってみなかったかも。食事の途中で外に吸いに出ている人はいたけれど。
鉄道とレストラン内では吸わないが,路上は喫煙天国?なイタリア。閉ざされた空間内では間接喫煙とか考えて,タバコは遠慮するのがマナーなのかな?でも,歩きタバコの火もけっこう怖いんだぞ!!やはりちょこっと不思議な国だったりして,イタリアは。

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