Requiem


去る2004年6月23日,
スイスを愛した一人の人が亡くなりました。
1993年の初渡瑞以来11年。計10度の渡瑞を果し
特にツェルマットを第2の故郷と思うくらいに
思い入れをもっていました。
結婚30周年のお祝いを兼ねてのスイス旅行でスイスに魅せられ,
その後ほぼ毎年夏はスイス・ツェルマットで過ごし続けてきました。
2002年にはツェルマットで病魔に倒れたものの,
その後もスイスに行くことをずっと夢見続けていました。
現在の医学では確固たる治療方法がなく,
難病とされる病気になり,
常に酸素ボンベを手放すことができない状況に陥りつつも
2003年主治医曰く“奇跡的”とも思える状況で
10泊11日の スイス旅行を楽しむことができました。
2004年の今年もスイスへの旅を心より望んではいたものの,
残念ながらそれを叶えるができずに
69歳の生涯を閉じてしまいました。
ツェルマットのホテルから望むマッターホルンの朝焼けを
MORGEN ROTEを愛してやまなかったその人へ,
ブライトホルンの勇姿に憧れ続けたその人に・・・
naoeの全ての愛と感謝を込めて・・・
2004.7.3
BACK         NEXT
inserted by FC2 system