Transport




7 ライゼゲペック&ファストバゲージ

スイス国内の移動で何が便利かと言えば,ライゼゲペック。出発地から目的地までの切符を持っていれば,誰でも利用が可能と言うものです。途中下車で観光している間に,荷物は目的地に向かってくれる。手ぶらで移動ができるし,とっても便利。もちろん,スイスパスやフレキシーパスでもオッケーです。
このシステムを使おう!!と思ったら,まずは駅へ。駅のゲペックの受付カウンターに行きます。シンボルマークはスーツケースの絵なので,これを目印にしましょう。大きな駅以外では,切符売場の近くにあるし,係の人も駅員さんが兼ねていることもあります。荷物は,必ず鍵を掛けること。これは忘れないでね。係に人に目的地を言うと,タグを荷物につけてくれます。さり気なく目的地があっているか確認を。自分の手元には,引換え証が来るので,それをなくさないように保管しましょう。これで,ライゼゲペックの手続きは終了。荷物の受け取りは,受付場所とまずは同じ所にある。そこで,もらった引換え証を渡すと,荷物を渡してくれるので,もらえばオッケーです。荷物到着後も3日間は無料で保管してくれるので,半分ロッカー代りと考えて,次の次の宿泊先に送ると言うことも選択肢にいれましょう。
このライゼゲペックは2004年より少し利便性が低下しました。今までは基本的にはほぼすべての荷物が同日に到着(ツェルマット→グリンデルヴァルドなどでは1990年代から同日に着かないことが見られた)するシステムでしたが、この年より、『ライゼゲペック』と『ファーストバゲージ』の2種類に分かれました。
『ファーストバゲージ』は荷物1個あたり20Sfr。午前9時までに荷物を預ければその日の午後6時までには荷物の到着を確約してくれます。全ての駅間で行われているわけではないので、SBBのサイトから『The connections on which you can take advantage of Fast luggage』 で確認しましょう。
『ライゼゲペック』は荷物1個当たり10Sfr。午後7時までに荷物を預けると翌々日の午前9時以降に荷物を受け取れるというもの。またホテルによっては荷物を部屋まで運んで置いてくれます。このサービスが受けられるホテルのリストも確認できます。
どちらのサービスを使うかは、次の目的地の宿泊日数などを考慮して選択することが大切です。
チューリッヒ空港駅のライゼゲペック 最後に空港駅の受付と受け取り場所について。 空港駅の切符売場の階に双方ともにあります。切符売場を右少し後方に,ホームに下りるエスカレーターを正面にして立ったとき,右斜め前方に受付カウンターがあります。さらに,そのエスカレーターの後方に受け取り場所があります。受付カウンターは長いカウンターになっているので,すぐに分かるかと思います。人がいない場合は,横についているボタンを押すと,係の人が出て来てくれます。受け取りの方は,特にカウンターはないのですが,こちらもボタンがあるので,それを押すとこちらも係の人が現われると言う仕組みになっています。

BACK TOP NEXT
inserted by FC2 system