Transport




5 パス類

スイスを鉄道で観光する場合、最も便利なパスは 『スイスパス』でしょう。路線によっては割引のみの場合もありますが、適用範囲内なら、いつでもどこでも期間内ならば乗り降り自由という利便性はスイス旅行初心者にはとてもありがたいパスです。通用範囲外などの登山電車に乗車する場合は改めて切符を購入する必要がありますが、50%の割引率があります。チューリッヒやジュネーヴなどのトラムなどにも使用できます。
『スイスフレキシーパス』は『スイスパス』が連続した日数のみ使用できるのに対し、予め定められた期間内のうち自分が使用した日を選び『スイスパス』と同様に使用できます。長距離の移動回数が少ない場合は『スイスパス』よりもお得な場合があります。
『セーバーパス』上記『スイスパス』『フレキシーパス』の 複数人用。2名以上が同一行動をすることが条件で、『スイスパス』を人数分購入するよりも安くなります。『セーバーパス』を購入し、『スイス国内で単独で使用することができるかどうか』ということがよく質問にあがります。原則としてできない』と思っておいたほうが良いと思います。ただ、実際には3名分の『セーバーパス』を持って一人で移動したことは数回あります。列車内で特にトラブルにはなりませんでした。一人がこのパスを持っている場合基本的には他の人は使用できないわけですから、問題はないと考えることもできますが、絶対に大丈夫と保障することは不可能ですので、止めておいたほうが賢明でしょう。
『スイスカード』使用日の最初と最後の日はスイスパスのように使用できます。すなわち空港(または国境駅)から目的地までの往復(空港は異なっていても可)が最短コースでのみ移動可能。それ以外の日は、個別に切符を買う必要がありますが、50%引きになります。一箇所滞在型の旅行者に便利なパスです。(2004年のスイス旅行では宿泊地がチューリッヒとツェルマットのみだったので、このカードを購入しました)
『SWISS Half-Fare-Card』最近一番良く利用しているのがこのパスです。スイス到着後主要駅で購入しておくと1ヶ月間はスイス国内の全ての鉄道など(ほんの一部除外あり)が半額(50%)で購入できるという優れもの。お値段は99スイスフラン。ただし、このカードはスイス国内での購入になります。『スイスパス』が等級が確定しているのに対し、こちらは購入時にその都度1等2等を指定できるのも便利(短距離や登山電車は2等で。長距離でゆったりと座りたいときには1等でなど)です。このカードの購入にはパスポートが必要です。
どのパス類もかならず駅の窓口で仕様開始日にValidateしてもらうことを忘れずに!

『SWISS Half-Fare-Card』以外は全て日本国内で購入が可能です。購入場所としては『Rail Europe』がお勧めでしょうか。
また全てのパスはスイスに到着後も空港駅などでスイスフラン建てにて購入可能です。その際には『SWISS TRAVEL SYSTEM』で値段を確認しておくと良いでしょう。

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