スイスを鉄道で観光する場合、最も便利なパスは 『スイスパス』でしょう。 しかし、パス類をもっていても登山電車に乗車するには改めてキップを買う必要が有ります。ここでは、基本的な切符の買い方を書いてみます。
駅の窓口で切符を購入する場合は,次の事柄を伝達すればオッケーです。
☆等級(1等または2等)
☆往復か片道か
☆行き先(特に経由地に条件があればそれも)
☆乗車する日または時刻 (時刻はいま乗りたいとかでオッケー)
☆人数 ☆シニアかどうか(路線によっては年齢による割引あり)
☆パス類を所持しているかどうか(パス類で割り引きがある場合あり)
これらを英語で伝えられれば(紙に書いて渡しても良い),特に経由地の条件がない場合は, 最も早いコースで料金などを提示してくれます。
(ｅｘ,チューリッヒ空港からヴァリス州のシオンに向かう向かう場合、基本はベルン・フィスプ経由。 しかし、出発時間によっては、ローザンヌ乗り換えの方が、早いときがある。この様な場合は, チューリッヒ〜ローザンヌ〜シオンの切符を販売してくれる。)
値段は,窓口横のディスプレイにでるので,それを見てお金を払う。 (口頭で言われることもある。)
クレジットカードで購入する場合は,そのディスプレイにクレジットカードを自分で差し込む。 相手にカードを渡す必要はないが,機械から取り忘れないことに注意。 レシートにサインをするようにと紙と筆記用具を渡されるので,サインをし,戻す。 サインではなく、機械に直接PINを入力する方法が増えてきているので、各自のクレジットカードのPINを忘れずに覚えておくことが大切。
窓口は必ずこちら側とはガラス？のようなもので遮られているので, 中央部が回転テーブルもどきになっていて,係の人がレバーをひくとぐるっと,回転する。,相手に渡したいものは,そのテーブルの上に乗せる。でも,薄い紙だと,透き間から取ってくれることもある。 最後に,切符とカードの控えがこちら側にきて購入は終了となる。なお,現金で購入する場合は,料金が分かったら,お金を回転テーブルに乗せると, お釣と切符が戻ってくるということになる。
スイスのほとんどの駅はオンラインで結ばれているので, スイス国内以外の列車の予約や切符の購入も可能 (たとえばミラノ〜フィレンツェ間のペンドリーノの予約と切符の購入など)なので, それらも活用するとよい。