Transport




2 鉄道

スイスを旅行する楽しみの一つが鉄道です。 有名な氷河特急やベルニナ特急等、スイスの鉄道は話題にはこと欠きません。 特色の第一は時間に正確なことでしょう。 まずIC等の路線で遅れにであったことは有りません。 しかし,絶対に遅れないわけではないのですが,万が一遅れた場合,次の接続列車にきちんと連絡がいっているので, 発車を待ってくれており,列車の遅れで乗りそびれたという経験はまずありません。 しかし,気をつけたほうが良いのは、Zermatt・Brig間の鉄道です。 この路線は途中からほぼ単線になり、乗降客が多かったり、臨時列車が入ったりすると少し遅れます。 ちなみにZermattは車の乗り入れが禁止されていますので、大型バスの客はすべてTashで鉄道に乗りかえることになります。 Zermattに向かう場合はあまり気にすることは有りませんが、BrigやVispで乗換えて次の目的地に向かう人は乗り継ぎに余裕を見ておくと良いでしょう。
鉄道に乗る場合,新型の車両に乗車することも楽しみの1つです。 スイスはヨーロッパ東西南北の幹線鉄道が走っているため,スイスに居ながらにして,ICEやチザルピーノなどの各国の列車に乗車することができます。 これらの列車は,スイス国内のみ乗車する場は追加料金が要らないので,機会があれば乗ると楽しいかもしれません。
また,スイスの鉄道の駅では,自国のみならず他国の鉄道の予約や乗車券の発券もしてくれます。 たとえば,イタリアフィレンツェ〜ミラノ間のペンドリーノの予約並びに乗車券の購入がチューリッヒで可能という具合にです。 スイス鉄道と直接つながっていなくても大丈夫ですし,チューリッヒ〜ミラノ間でキアッソまではスイスパスでそのあと普通に乗車券を購入するという事もできます。
スイスの鉄道を利用する場合,楽しいのは車窓からの風景です。 スイス国鉄は様々な路線を推奨しています。 どれも,みな魅力的な路線ばかりです。 そこで実際に乗車してみてよかった!!と思う路線を次に挙げてみます。 ユングフラウ鉄道やパノラマ特急などは乗車していますがベスト5には入れませんでした。

リューニック・ハスリベルク線
ルツェルン〜マイリンゲン
この路線はとてもお気に入りです。パノラマカーも走っていますし,けっこうスイス国鉄も力を入れている路線の一つ。ラックレールの区間もある上,途中湖とその傍らに建つ教会のコントラスト,緑の絨毯は一幅の絵のようです。
チューリッヒ〜アルトゴルダウ〜
アンデルマット〜ルガノ
とても長いこの幹線鉄道は,チューリッヒ湖やツーク湖そしてそれら越しに見る山々、特にヴァッセン付近やアイロロを通過後Wループの鉄橋・全長15kmのゴッタルトトンネルなどなど,見所はたくさん。高い山と深い谷に織りなす色のコントラストと景観が美しき情緒を醸し出してくれる路線。
チェントヴァーリ鉄道
ドモドッソラ〜ロカルノ
イタリア・ドモドッソラとスイス・ロカルノとを結ぶ鉄道。(スイスパス利用可) チェントヴァーリ<百の谷>と呼ばれる深い谷と森の中を抜けていく路線。ドモドッソラよりの鉄橋の景観はオススメ。イタリアとスイスの国境越えも楽しめます
GGB鉄道
ツェルマット〜ゴルナーグラード
なんといってもマッターホルンを見るにはこの鉄道が一番。特に進行方向右側の席を確保すれば,ほぼ全線に亙って,マッターホルンの勇姿を様々な角度から眺めることができる。ゴルナーグラードからの遮るもののない山景も必見の価値あり
氷河特急
サンモリッツ/クール〜
ツェルマット
かの有名な氷河特急。これに乗らないとスイスにいったという感じにならないが、,全線走破はかなりの難行。やはりサンモリッツ〜アンデルマットあたりは外せないのでここをメインに行程を考えるべし?クールから乗ってしまうと有名なランドヴァッサー橋は見られない。また乗車なら食堂車を予約して,昼食を食べるのもよいかも。レトロな客車に当たればさらにGood!!
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