Got hospitalized in Switzerland




5 食 事

ICUに入っているときはただひたすら、点滴だけだったが、 一般病棟に移ると、ちゃんと食事が供されるようになった。 まず、何が食べられて、何が食べられないのかということを、 看護師が聞いて聞いてくれる。とりあえず、最初は、肉があまり好きでないということ、 どちらかというと魚がいいかな・・・と伝えてみた。で、出ていた料理は・・・・ う〜ん、難しいね。料理って。レストランで注文するのとはやはり訳が違う。それは当たり前なんだろうけれど、なんというのか、 どっどぉ〜んと、お魚登場!!なんだな。これって、かなり油使ったでしょう!? カロリー高いよね。量も、めちゃくちゃすごいし。 それに、苦手なクリームソースも、相当濃厚。手が出ない。。。って感じでしょうか。
こんな感じで、昼食と夕食を残しちゃったら、 とうとう、次の日の朝食は出てこなかった。その代りに?再び看護師さんが、いったい何が食べられるのよ〜とすがるように聴きに来た。だからね、魚なの、好きなのは。それも、生の!! “おお、スシね!!”だと。 これは、通じるらしい。でも、まさか、シオンで生魚は、無理でしょう。そうしたら、駅の側のスーパーまで行けば、“スシあるわよ”、とのこと。 “なんなら、フリーズしてもあげるわ”だと なんか、至れり尽くせり?
そんな会話をしていたら、今度は、食事を作る担当の人が、 パンフレット持参でやってきた。どうやら、ほとんど、食べないので、食堂の方も困り果てたらしい。そりゃあね、確かのこの患者は、好き嫌いが激しいのよね。ごめんなさいね、本当に。で、そのスタッフと、パンフレットを見ながらの、会話の結果・・・ 朝食《トースト4枚・ストロベリージャム・ヨーグルト・フルーツ・紅茶》 昼食《野菜サラダ・フルーツ・ライス》 夕食《野菜サラダ・フルーツ・ライス》 って、事に決定!! はあぁ。疲れた。きっとお互いだろうけど・・・・
で、このライスが、すごいんだな。とりあえずの説明は、「スシの下の部分のように料理して。。。」だった。最初の日は、ちょっと?????だったけれど、 段々、上手?になってくれたというのか、 3日目位からは、本当に、ご飯・・・って感じのものがちゃんと出てきた。これには、もう感謝感激の嵐状態。
しかし、この1人1人に違うメニューで対応しようという姿勢には、本当に頭が下がる。もっとも、宗教的に、、食せない食材とかもあるのだろうから、 それに対応するようにはしているんだと、思うけど。こういう細やかな心遣いって、すごいと思う。 というか、日本も見習って欲しいかも。温かいものが、ちゃんと出てくる病院って、いったいどの程度あるんだろう?
さてと、食事制限がない事をよいことに、けっこう食べ物は持ち込んだ。まあ、スシはさすがに持ち込まなかったけれど、ラーメンとか。実は、持ってきてたんだ、これ。旅行用のポットと鍋、これは必需品。で、これで、作っちゃいました、ラーメン。 ほかには、なぜか山菜御飯。 カレーライスもあったかな。病院のライスが日本米でなかったのが、更に美味しかったのかも。
そうそう、毎日配られたのは、ペットボトルのお水。 ちゃんと、ノンガスかガス入りか選べるんだけれど、ドンと、1本1リットル入りのが配られるの。コップもガラスので毎日替えてくれる。 もちろん水はなくなれば、補充もしてくれる。さらに、ポットにお湯も入れてくれる。これも補充オッケーね。 インスタントコーヒーかティーパックもくれるし、 カップも毎日交換あり。砂糖やミルクもリクエストすれば、用意してくれちゃう。 う〜ん、やはり居心地がよい病院かもね。

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