2 入院手続き
入院手続き、これは意外と簡単だった。 手続きをする場所は、病棟と少し離れた、事務所のようなところ。
デスクがあってその上にはPCがあって、こちらの言うことというか、書いたものを打ち込んでいく。
必要なものは、住所に氏名・生年月日。 ここでは既往症とかは聞かれなかった。(ここではってことで、別のところではちゃんと聞かれた)
で、名前のときに、本人の父親の名前を聞かれた。 普通、日本って男親の名前を姓として引き継いでいくことが多いから、同じだよ
っていっても、どうも信じてもらえなかったらしい(理由は不明。)
あと、宗教。 キリスト教なのか、ユダヤ教かイスラム教かetcetc。 無宗教っていったら、これも驚かれた。 仏教ではないのか?と聞かれたが、日本って宗教って難しい。 だって、うちの場合、基本的には仏教でも、神棚もあるし。 だから、仏教徒です!!って言い切れないところがある。 その辺って、きっと世界の中でも特殊な国何だろうなとは思うけれど、 病院の人には理解されないみたい。 というか、きっと他の人にも理解されにくいのだろうね。 すごく変な顔をされた。
で、1番大切なのが、保険会社の名前。 これはひつっこいくらいに聞かれる。
実は特に保険には入っていなかった。(カード付帯のは除いて) カード付帯の保険会社や、保険証書の番号なんて覚えていない。
そこで、とりあえず、支払保証の書類だけサインして、 できるだけ早く、保険会社に連絡して、書類を病院にFAXするように指示された。
それにしても、この支払保証の金額がすごい。 2人部屋で、3000Sfr日本円で、24万くらい?
1人部屋だと4000Sfr日本円で、32万。 う〜ん、こんな大金支払えるのか?
不安のうちに、入院というか治療の手続きは終わった。
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