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スイス 風と光の小径へ
小谷明 東京書籍

この本が私に与えた影響は、計り知れない。
ツェルマットやサンモリッツを除けば,さほど日本ではメジャーとは言い難い場所(近年は結構訪れる人も増えているところばかりとは言え・・)を取り上げているのだけれど,その写真の美しさと,特にアルプスを越えるローマの道の記述には,歴史の重みになんとも引き込まれるものがある。
また,絵本画家カリジェのウルスリの鈴のグアルダなどエンガディン地方の記載が多いのも嬉しい。
全体的に写真が冬景色のものが多いかな?という感じはするが,どれも普段よく目にするガイドブックにはとり上がる事のない写真ばかりなので,興味は尽きない。
どちらかというと,ガイドブックを卒業して,もっといろいろとスイス関連本が読みたいという人にオススメ。
おススメ度★★★★

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